不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/5/9

アットホーム、「不動産会社選びに関するアンケート」結果発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は9日、消費者向けに不動産に関する無料相談サービスを提供している同社情報プラザへの来場者を対象に、「不動産会社選びに関するアンケート」を実施、その結果を発表した。

 調査期間は、2002年3月1日から31日までの1ヵ月で、調査対象は、同社情報プラザへ来場した居住用賃貸物件を探している男性83人、女性118人の計201人。調査項目は「過去部屋探しの際に訪問した不動産会社数および今回訪問したい会社数」、「入りやすい店舗の条件」、「重視する『不動産会社の対応』のポイント」など7項目。
 それによると、過去の部屋探しの際に訪問した不動産会社数は「1~3件」が63.7%でトップで、平均は3.5社の不動産会社を訪問している。一方で、今回訪問したい不動産会社数については、35.8%の人が「4~7社」を選び、平均4.4社の不動産会社を訪問する予定と、過去の部屋探しの反省ともとれる結果となった。
 「訪問したい不動産会社の所在地」(選択肢5つのうち2つ以内を選択)では、男性の6割、女性の7割以上が「住みたい街にある不動産会社」を選んでおり、次いで「沿線の主要駅にある」(男性42.0%、女性45.7%)、「自宅から近い」(男性24.7%、女性18.1%)となった。
 また、「入りやすい店舗の条件」(同)では、「外から店内がよく見える」(男性58.9%、女性63.4%)、「店頭に物件検索機が設置してある」(男性39.7%、女性19.8%)、「店頭に間取り図がある」(男性38.4%、女性45.5%)と続いており、男女ともに外から店内がよく見えると安心感を覚える様子で、特に女性は物件検索機よりも間取り図を重視し、女性従業員が多いことも不動産会社選びの際のポイントになっている模様。
 そのほか、「重視する『不動産会社の対応』のポイント」(選択肢6つのうち2つ以内を選択)では、「専門知識が豊富」(男性47.9%、女性36.3%)、「希望条件からやや外れていてもアドバイスを加えながら紹介」(男性39.7%、女性50.0%)など、男性は専門知識を、女性はアドバイスを重視していることが分かった。「望ましい内見の方法」については、男女とも6割が「不動産会社の社員が同行」を選び、次いで男性は「鍵を渡してもらって自分1人で内見」、女性は「現地で不動産会社の社員と待ち合わせて内見」の回答が多かった。また、「一度訪問した会社からの望ましい連絡方法」では、メールよりも電話を希望する回答が多くを占めた。

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