不動産ニュース / その他

2002/5/16

大京、第2次経営計画策定と2002年3月期業績予想下方修正を発表

 (株)大京は15日、取締役会にて事業採算性の低い固定資産等の整理、関係会社の整備等の決議を行ない、第2次経営計画(5ヵ年)策定を明らかにした。

 同経営計画では、特別損失の計上にともない、UFJ銀行、みずほコーポレート銀行、あさひ銀行、UFJ信託銀行の主要4行に総額4,100億円の債務免除と、総額600億円の借入金を同社発行の優先株式にすることを要請した。今回の金融支援について4行は、「前向きに検討している」と回答している。同社は、エステート事業部門の資産・負債を大幅に削減し、経営資源をマンション事業部門に集中させていく方針。

 また同日、2002年3月期業績予想を修正した。

 今回発表した3月期単体業績予想数値は、売上高3,196億円(前回発表予想3,500億円)、経常利益74億円(同102億円)、当期純利益▲4,784億円(同20億円)に修正された。
 3月期連結予想数値は、売上高3,423億円(前回発表予想3,790億円)、経常利益87億円(同110億円)、当期純利益▲3,850億円(同28億円)に修正された。
 修正の要因として同社は、「第2次経営計画」における抜本的な対策を実施するにあたり、固定資産等の評価損の計上、債権等の引当金繰入等による4,738億円の特別損失を計上したためとしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。