積水化学工業(株)住宅カンパニーは24日、鉄骨プレハブ住宅の新商品「ハイムBJ」を6月29日より販売開始すると発表した。
同商品はメインターゲット30代前半とし、「シンプリティ」「デュラシティ」「フレキシビリティ」「ナチュラリティ」を開発コンセプトに、飽きのこないファサードデザインと、住空間を自由自在に変更可能とする機能性・可変性の高さが最大の特徴。また、同社の住宅設計理念“60年以上、快適に住み続ける”と“環境共生”を実現するため、SI(スケルトン・インフィル)分離と「パッシブ排熱」「新仕様・太陽光発電システム」等を導入する。
外観は、モダンテイストの玄関ポーチと玄関ドア、コーナーと一体化したアルミサッシ、フラット&スランディング・ルーフ(方流れ屋根)を採用し、 シンプルかつ直線的な デザイン。
室内空間は従来のLDK発想とは異なる「オープンワンルームプラン」を提案、ギガ・ポイント(大吹き抜け)が開放的空間を演出する。なお、ライフスタイルや状況変化ににより、可変式壁による一時的な個室や、プライバシー確保できる居室の設置も容易に可能。また、ギガ・ポイントの2階部分は床設置工事により居室増設が可能となっている(標準仕様で増設可能に対応済み)。
なお、同商品について住宅カンパニー・プレジデントの安田友彦氏は、「今後、低価格帯の主力商品となる計画」とし、「若年層が読む雑誌への広告や、ポストカードを製作・配付するなど、従来方法とは異なる販売戦略も積極的に展開していく」と述べた。
販売価格は3.3平方メートルあたり39万円台から、販売地域は積雪地域を除く全国で、初年度1,000棟の受注をめざす。