エス・バイ・エル(株)は17日、2002年3月期決算短信(単体・連結)を発表した。
当期単体の売上高は902億5,200万円(対前期比▲24.8%)、営業利益は1億1,900万円(同▲95.9%)、経常利益は▲9億5,700万円、当期純利益は▲363億4,600万円であった。
当期連結業績(対象2社)の売上高は1,094億9,700万円(同▲21.6%)、営業利益は110億400万円(同▲76.0%)、経常利益は▲6億1,500万円であった。
減収減益の主な要因としては、住宅事業の売上高減少(当期売上高1,094億9,700万円、対前期比▲21.6%)が大きいとしているが、その他にも資産の流動化・健全化を図るために実施した有価証券の売却による有価証券売却損(139億円)や、銀行株式等の時価下落による有価証券評価損(132億円)の計上、販売用不動産の時価評価によるたな御資産評価損(71億円)を特別損失に計上したことなどを挙げている。
連結の次期見通しについては、高付加価値商品の開発・販売に取り組むととももに、原価および経費削減と財務体質の改善に務め、売上高1,080億円、経常利益18億円、当期純利益14億円を見込む。