小田急不動産(株)は21日、「2002年3月期決算(連結・単体)」を発表した。
それによると当期単体の売上高は301億4,600万円(前年同期比▲3.0%)、営業利益は18億2,400万円(同▲15.2%)、経常利益は13億7,900万円(同▲17.9%)、当期純利益は4億4,300万円(同13.9%増)となった。
当期連結の売上高は346億9,500万円(同▲1.4%)、営業利益は18億9,400万円(同▲18.8%)、経常利益は14億5,900万円(同▲17.1%)、当期純利益は5億400万円(同77.8%増)となった。
当期純利益のみ大幅な増益となった要因は、新築住宅分譲の積極展開や、販売用不動産の評価現を業務純利益内で実施するなど、財務内容の向上を図ったためとしている。なお、不動産販売事業においては、土地分譲、不動産仲介および建築請負工事を含めた売上高は232億8,800万円、土地建物賃貸業においては、管理受託料等を含めた売上高は74億4,800万円となった。
次期については、売上高370億円、経常利益15億円、当期純利益5億5,000万円を見込んでいる。