不動産ニュース / 開発・分譲

2002/5/24

東急不動産、「2002年3月期決算」発表

 東急不動産(株)は23日、「2002年3月期決算(連結)」を発表した。

 当期連結業績(対象42社)の売上高は4,944億5,300万円(対前期比1.1%増)、営業利益は255億7,800万円(同0.2%増)、経常利益は147億5,100万円(同33.5%増)、当期純利益は72億4,100万(同151.2%増)で、経常利益は過去最高益となった。
 なお、同社では有利子負債削減のため、販売業資金回転の短期化および低稼働の固定資産売却 、保有株式を売却したが、固定資産売却の際の売却損43億3,600万円は特別損失に計上。これにより有利子負債の期末残高は4,727億円4,100万円(対前期末比▲319億5,600万円)となり、中期経営計画で定めた目標を上回る結果となった。また、増収・増益となった主な要因としては、小売業部門で小売店「ハンズセレクト バス&キッチン」の売上高が大きく伸び、1001億6,400万円(対前期比34億100万円増)で初の大台超えとなったほか、賃貸業部門では新規ビルやビジネスホテルが相次いで竣工するとともに通期稼働ビルが増え、売上高742億8,900万円(同35億7,600万円増)となったこと等を挙げている。
 次期見通しについては、連結で売上高5,000億円、営業利益270億円、経常利益160億円、当期利益60億円、東急不動産の単体では売上高2,200億円、営業利益160億円、経常利益60億円、当期利益50億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。