不動産ニュース / 開発・分譲

2002/5/28

三菱地所、超高層住宅の防災ブックを作成・配布

 三菱地所(株)は28日、超高層マンションの防災に関する品質・性能を居住者の視点からとらえた防災ブック「超高層住宅 防災編」を作成、物件購入希望者宛に配布すると発表した。

 同社では、「M.M.TOWERS」(横浜市西区、総戸数862戸)や「銀座タワー」(東京都中央区、総戸数180戸)など、2000年以来約4,000戸(共同事業を含む)の超高層マンションを分譲しており、今回の防災ブック作成は、超高層マンションにおけるユーザーの防災への関心の高まりをうけたもの。「火災の原因と防火対策」や、初期消火の要領や設備および本格消化のフローを記した「救助消防活動」、建物に装備している非常用の給水や非常用電源等の設備について記した「災害時のライフラインの確保」などが記載される。
 第一号として、まずは「ザ・ヨコハマタワーズ」(横浜市神奈川区)で現在発売中の「タワーイースト」(総戸数385戸)購入希望者向けに配布を開始するとしており、すでに入居の始まっている「タワーウエスト」(総戸数400戸)の入居者についても、マンション管理会社の(株)ダイヤコミュニティーを通じて配布する予定。
 なお今後は、独自の性能表示システム「CHECK EYE’S(防災編)」として、20階建て以上のすべての超高層物件において作成、配布していくとしている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆