(株)長谷工コーポレーションは7日、同社技術研究所(埼玉県越谷市)内の展示ルームの展示構成を一新、マンションの設計・施工を支える数多くの技術を一望できる内容としたと発表した。
同社技術研究所では、「居住性」「安全性」「経済性」「環境調和」「維持管理」の5つの視点から、顧客の多様なニーズに対応すべく、研究開発を展開。展示ルームは、これらの研究成果を紹介するコーナーとして、管理・実験棟の1階に設置し、事業関係者らへのPRの場として活用してきた。
今回のリニューアルでは、建物の耐久性を高めるための技術をはじめ、SI住宅、バリアフリーに対応した高遮音「薄畳」、「パッシブ型ホルムアルデヒド除去製品簡易試験方法」といった最新の技術研究成果を新たに展示。同社の技術の歩みを年表としてまとめたコーナーも設置し、これまでの研究成果と併せて、マンションに関する同社の取り組みが概観できる展示構成となった。さらに、今年夏頃には、遮音性能を実感できるコーナーも設置する予定。
なお、同社では、展示ルームを基本的には事業関係者向けのPRおよびグループ社員向けの教育の場と位置づけているが、今後要望があれば一般ユーザーにも開放していく予定としている。