日本プライムリアルティ投資法人（JPR）（本社：東京都港区、代表：金子博人氏、総資産：約845億円）は14日、5番目の不動産投資信託（J-REIT）として東京証券取引所の不動産投資信託市場に上場した。
同投資法人は、東京建物（株）（26％）、（安田生命保険相互会社（24％）、大成建設（株）（20％）、安田不動産（株）（20％）、安田火災海上保険（株）（10％）の5社が出資する運用会社「（株）東京リアルティ・インベストメント・マネジメント」により2001年9月14日に設立された。
発行投資口数は134,000口で、発行価格は1口につき200,000円。対象物件は、一棟所有の「クレスト安田ビル」（東京都千代田区、鑑定評価額40億円）、「安田生命池袋ビル」（東京都豊島区、鑑定評価額20億400万円）、区分所有の「兼松ビル」（東京都中央区、鑑定評価額162億7,600万円）、「アルカイースト」（東京都墨田区、鑑定評価額58億8,000万円）など、取得予定分を含む事務所・商業施設など計25棟を保有する。
なお、上場初日は初値（始値）201,000円、高値202,000円と公募価格（発行価格） を上回る順調な滑り出しとなったが、終値は公募価格と同額の200,000円となった。
