不動産ニュース / 開発・分譲

2002/7/2

森ビルグループ、「2002年3月期決算」を発表

 森ビル(株)、(株)アークヒルズクラブなど22社で形成する森ビルグループは2日、「2002年3月期決算(連結)」を発表した。

 当期連結業績(連結対象17社、持分法適用関連企業5社)の売上高は769億2,100万円(前年比▲4.2%)、営業利益は157億8,300万円(同▲30.9%)、経常利益は41億6,100万円(同▲57.6%)、当期利益59億9,800万円(同▲5.6%)であった。
 主力事業である賃貸関係収益については、森産業トラスト株式の売却により、同社が連結対象外となったことによる収益減があったものの、「アーク八木ヒルズ」の通期稼動や「愛宕グリーンヒルズ」「六本木ヒルズゲートタワー」の竣工、新規テナント獲得が堅調となったことなどから、前期並の水準を維持した。しかしながら、分譲物件がないことなどにより、その他営業収益について減収と、結果として売上高は前年比微減となった。
 次期見通しについては、「愛宕グリーンヒルズ」「六本木ヒルズゲートタワー」の通期稼動および「元麻布ヒルズ」「泉ガーデン」等の新規稼動などにより、売上高1,040億円(前年比35.2%増)、営業利益180億円(同14.0%増)、経常利益60億円(同44.2%増)、当期利益40億円(同▲33.3%)を見込むとしている。

 なお、森ビル(株)単体での当期業績は、売上高697億6,800万円(前年比12.8%増)、営業利益151億5,600万円(同▲10.6%)、経常利益33億6,000万円(同▲57.2%)、当期利益46億2,400万円(同76.6%増)であった。
 次期については、売上高920億円(前年比31.9%増)、営業利益170億円(同12.2%増)、経常利益50億円(同48.8%増)、当期利益30億円(同▲35.1%)となる見通し。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。