(株)セザールは2日、マンション購入ユーザーのインターネット利用ニーズの増大に対応すべく、東日本電信電話(株)(以下NTT東日本、東京都新宿区、社長:三浦惺氏)、(株)ぷららネットワーク(以下ぷらら、東京都豊島区、社長:板東浩二氏)と自社分譲マンションへのブロードバンドインターネット環境の標準装備化に関する業務提携を行ない、7月6日(土)から発売予定の「東京ベイフロント」(東京都江東区、総戸数54戸)を第一弾としてサービスの提供を開始すると発表した。
同社は、今後販売する分譲マンションへのインターネット環境構築にあたり、NTT東日本のブロードバンドサービスと、ぷららが提供するプロバイダーサービスを組み合わせたシステムを全面的に導入する。同サービスは予め各物件にブロードバンドサービスを導入し、オプションサービスとして「フリーチケット制」を適用、利用するオプションサービスの選択を可能にすることで、入居者への快適なインターネット利用環境を提供していくというもの。主な特徴として、全居室にモジュラー(パソコンの接続口)装備が可能、月々割り当てられた1,200円のチケット額面までの有料サービスを自由に組み合わせて利用できる「フリーチケット制」などをあげている。
同社は、同物件を手始めに、首都圏および関西圏で供給する年間約1,000戸に対して、同システムによるサービス提供を行なっていく方針。