三洋ホームズ(株)(大阪市中央区、代表取締役:千々和 國興 氏)は4日、親世帯(アクティブシニア層)を対象とした二世帯住宅「竹とんぼの舞う家」を、7日より同社販売地域(関東以西)において発売すると発表した。
同商品は、二世帯住宅で暮らす際に親世帯と子世帯をつなぐ「孫」をキーワードに、孫と親世帯とのふれあいを通じて、「よりアクティブな自分を、人生を楽しんで欲しい」という願いを込めたもの。開発にあたり、同社ではNPO法人「NALC(ニッポン・アクティブ・ライフ・クラブ:会員2万人)」会員の方を対象にアンケート調査を実施、この結果をもとに、「3つのアクティブゾーン」「プラス・U(優・融)・プランニング」を中心とした提案を行なった。
「3つのアクティブゾーン」とは、伝承・創造・交流をキーワードとした空間提案のこと。家族一緒にイベントを楽しむことのできる、吹き抜けを設けた開放感あふれるリビング空間や、車を入れるだけでなく、DIYや趣味に没頭できる空間としてのインナーガレージ、「家の前で遊ぶ」ことができ、家族と地域の人々との交流空間にもなるインナーテラスを用意した。また「プラス・U・プランニング」として、共有スペースにおける緩衝スペース(Uゾーン)を提案。これにより、従来分離して設けることの多かった水回り等のスペースを共用し、居住面積を圧迫せずに独立性が確保できるものとなっている。
このほか、外装材の組合わせにより好みの外観を創り出すことのできる外観コーディネートシステムや人間工学に基づいたインテリア提案をする「ヒューマナイジングデザイン」、遮音・防音性能や断熱・換気性能など安心、安全をカタチにした「ユニバーサル・クオリティ」が特徴。
価格は坪当たり54万円台から、プランは自由設計を基本に提案12プランを用意している。