不動産ニュース / 政策・制度

2002/7/11

国土交通省、5月分「建設工事受注動態統計調査報告」を発表

 国土交通省は10日、2002年5月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 これによると建設工事受注高は3兆9,597億円(対前年同期比▲6.6%)で、9ヵ月連続の減少となった。そのうち元請受注高は2兆6,473億円(同2.6%増)で9ヵ月ぶりの増加となったが、下請受注高は1兆3,123億円(同▲20.8%)で4ヵ月連続の減少となった。なお、元請受注高の発注元は、公共機関からは9,993億円(同5.6%増)で、民間等からは1兆6,480億円(同0.8%増)であった。
 公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は9,070億円(同2.0%増)で、9ヵ月ぶりに増加に転じた。国の機関からは2,226億円(同▲19.0%減)で2ヵ月連続の減少、地方の機関からは6,845億円(同6.9%増)で11ヵ月ぶりの増加となった。
 民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は1,934億円(同▲27.9%)で、4ヵ月連続の減少。一方、建設工事・建設設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は3,254億円(同14.9%増)で、2ヵ月連続の増加となった。

 なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)からも閲覧可能。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆