不動産ニュース / ハウジング

2002/7/16

積水化工、収入減少時の応援給付付き住宅ローンを開発

 積水化学工業(株)は16日、日立キャピタル(株)と共同で、収入減少時応援給付サービス「あんしん住まいる」付き住宅ローン「NOVAセキスイハイム住宅ローン」を開発、7月29日より開始すると発表した。

 同社では、60年長期サポートを掲げ、購入者が入居後も経済面での安心感が得られるよう、住宅ローン利用者が疾病等で就業不能となった場合のサービス体制の構築、さらに万が一の場合に備えたバックアップ体制の拡充を図ってきた。同住宅ローンも、それらサービスの一環として提供するもので、住宅金融公庫の制度改革が行なわれる中、民間の有利な住宅ローンが求められているなどの背景から開発に至っている。
 同住宅ローンは、長期間の借入が可能かつ30年間固定金利型で3.52%(7月1日現在)と有利な金利の住宅ローンで、これに加えて給与所得者が失業等の理由で契約時点の年収を25%以上下回った場合、ローン契約初年度の年間返済額の50%、または100万円のいずれか少ない額を上限に応援給付金が支給される。サービス期間は、ローン契約締結微から10年を経過した日、住宅ローン契約者が満年齢55歳に達した日、ローン契約時の勤務先を退社した日から2年を経過した日、ローン契約に基づく借入金の元金残高が300万円を下回った日のうち、最も早く到来する日に終了する。なお、応援給付金の支給は、サービス期間中1回に限る。
 融資金の対象は、同社の住宅を購入、新築および増改築を行なうための住宅資金で、融資金額は借り入れ元本で5,000万円が上限となる。貸出金融機関は、日立キャピタル。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。