国土交通省は26日、社会資本整備審議会住宅宅地分科会企画部会(第2回)を開催した。
今回の同部会では、宅地政策ワーキンググループの「宅地政策の転換の基本的方向のあり方に関する報告」および「住宅建設計画」について報告が行なわれた。
「住宅建設計画」では、(1)計画事項の変遷について、(2)住宅分野における政策目標(アウトカム目標)について、(3)住宅建設戸数について、(4)地方住宅建設五箇年計画等についての報告がなされ、アウトカム目標の指標として、省エネルギー住宅比率、耐震性を有する住宅比率、大火の可能性の高い危険な密集住宅市街地の解消状況、性能表示住宅の普及率、中古住宅の流通量の5項目があげられた。国土交通省では、今後細部をつめた上で、第八期住宅建設五箇年計画に盛り込んでいく考え。