(株)長谷工コーポレーションの100%子会社で、国内で浦安ブライトンホテルなど4ホテルを経営、運営する(株)ブライトンコーポレーション(千葉県浦安市、原田幸作代表取締役社長)は6日、レジャー施設の運営、経営を行なうエバーランド(株)(福岡市西区、土居好文代表取締役社長)と、エバーランドが事業主体として8月8日に開業予定の「エバーグリーンマリノアホテル」(福岡県西区)の運営受託に関する契約を締結したと発表した。
「エバーグリーンマリノアホテル」は、台湾の海運会社であるエバーグリーングループが日本で初めて展開するアミューズメント施設と一体となった複合施設。九州最大のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」とヨットハーバー「西福丘マリーナ」に隣接した約1万平方メートルの敷地に建設され、すでに大観覧車や多目的ホール、シュミレーションシアターは2001年12月にオープンしている。
「個性的な高品質ホテル」を基本コンセプトに据えた同ホテルの客室は44室。婚礼対応では、オーシャンビューチャペルや大中宴会場などを用意している。また、福岡のフランス料理の名店と業務提携したほか、ウエディングプランナーによる企画、演出を施し、高品質の料理とサービスを提供していく。
同社では、今後も受注拡大を図り、5年度には5ヵ所のホテル運営受託をめざすとしている。