不動産ニュース / 開発・分譲

2002/8/14

野村不動産、次世代壁装システム「FAB-ACE」を新規導入

「FAB-ACE」(上)と従来の壁紙構造(下)
「FAB-ACE」(上)と従来の壁紙構造(下)

 野村不動産(株)は、8月17日よりモデルルームをオープンするオーダーメイドマンション「高輪プロジェクト」(東京都港区、販売総戸数35戸、2003年5月入居予定)において、次世代壁装システム「FAB-ACE(ファブエース)」を新規導入する。

 「FAB-ACE」は、日本古来の緞子張り工法を進化させたシステム。従来工法を見直し、下地ボードに特殊部材(クッション材)を取り付けてクッション材を固定し、布(ファブリック)を挟み止める新工法で、(株)川島織物(京都市左京区、青戸紘社長)の開発によるるもの。
 同システムは、「接着剤を使用しない」「高吸音性」「高断熱・省エネ性」など多数の高性能を併せ持つのが特徴。また、特殊部材がソフト感のある壁面を実現し、転倒時の衝撃を和らげるなど危険防止対策に有効なユニバーサルデザイン商品としても注目されている。
 なお、「FAB-ACE」および緞子張り工法をマンションに採用するのは業界初の試みで、野村不動産では同マンションにおいてオプションとして導入、防音効果が高い点などを顧客とのプランニングの際にアピールし、居間・オーディオルーム等への利用を推進するとしている。

※野村不動産では、ホームページ上で「FAB-ACE」の“吸音性”(残響室法吸音率)についてのデータ(http://www.nomura-re.co.jp/news/n_020808.html)を公開している。

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