三菱地所(株)、(株)竹中工務店、相互住宅(株)の3社は20日、共同開発を行なっている「猪名川パークタウン」(兵庫県川辺郡稲川町)において、(株)サザビーが展開する生活雑貨ブランド「アフタヌーンティー」とのコラボレーションにより、ライフスタイル提案型の建売住宅「Vent Colline(ヴァン コリーヌ)」を共同プロデュースすると発表した。 三菱地所と同ブランドは、これまでに首都圏・広島・福岡・仙台においてマンションの共同プロデュースを行なっているが、建売住宅の共同プロデュースは初の試みとなる。
「Vent Colline」が立地する「猪名川パークタウン」は、3社が1971年より推進している街づくりプロジェクトによって生まれた街。学校や公園、商業施設など、生活空間のトータルな演出に加え、自然の美しさと利便性との両立といった街づくりへの姿勢が、同ブランドの現代的で温もりのある商品を通じて生活空間を提案するという精神と合致したことにより、今回のコラボレーションが実現した。
アフタヌーンティーらしさを全面に押しだした同商品は、同ブランドイメージである「ナチュラル・モダン、コンテンポラリー・シンプル」「明るく・温かく・開放的・個性的」をキーワードとして『ここち良い空間』を追求したもの。今回販売となる全10戸は、平均土地面積239.40平方メートル、平均建物面積137.27平方メートルとゆとりある広さを確保しつつ、それぞれ4LDKまたは4SLDKの異なる間取りの個性的なプランを用意した。また外観についても、シンプルな中にアクリル板をアクセントにしたものや、庭の芝生と植栽とをバランスよく配したもの、コンクリートと木柱とのコントラストなど、アフタヌーンティーらしさを演出したものとなっている。
販売に先駆け、8月24日より現地インフォメーションセンターをオープン、9月13日に完成発表内覧会を開催し、14日よりモデルルームをオープンする予定となっている。分譲開始予定は10月、入居予定は11月。