三菱地所(株)は3日、東京・丸の内で建て替えを進めていた丸ビルが開館を迎えたのに伴い、修祓式ならびに開館式、見学会等を開催した。
修祓式には、施主である三菱地所(株)の取締役会長・福澤武氏をはじめ、同取締役社長・高木茂氏など同社役員、関連会社社員、工事関係者ら約100人が出席。厳かな雰囲気の中、約50分に渡り神官によるみそぎが行なわれた。引き続き行なわれた開館式のテープカットには扇千景国土交通大臣も参加し、『新しい丸の内の顔』の誕生を祝った。
開館式で高木社長は、「丸ビルの竣工で、丸の内に新たな魅力・活力が生まれた。丸の内の活性化だけではなく、国際都市・東京の再生、ひいては日本経済の復活に少しでも寄与したい。先代の丸ビルのようにたくさんの人に末永く愛されることを願う」と挨拶した。
この日参加したのは、関係者のほか招待者やマスコミ各社で、一般向けのグランドオープンは9月6日(金)。当日は、オープニングセレモニーとして「ギネスに挑戦!世界最大の1000人テープカット」が行なわれるほか、ゲストミュージシャンによるライブステージなど、豪華なイベントが予定されている。