三井不動産(株)は4日、東京都荒川区と都市基盤整備公団が実施した「南千住地区 センター工区W2街区 商業等施設用地 事業用定期借地 賃借人募集」コンペにおいて当選し、商用施設事業者に正式決定したことを明らかにした。
同計画の開発コンセプトは、地域に密着し、大型店(GMS等)にはないバラエティ性を持った「ライフスタイル提案型」の中規模商業施設の展開。
そのため、同社では地域住民のニーズに対応するとともに、集い憩える空間を持つ複合商業施設の計画を推進する。同地は営団地下鉄日比谷線「南千住」駅徒歩3分、JR常磐線「南千住」駅徒歩2分の好立地で、提案時の主な物件概要は敷地面積14,098平方メートル、延床面積13,067平方メートルの鉄骨造2階建て建物で、テナントは食品スーパーを核に物販・飲食・雑貨・サービス店舗等を複合的に集積させる予定。なお、事業方式は事業用定期借地15年間で、2004年4月のオープンをめざす。