年金資金運用基金は6日、2002年度第3回年金住宅融資の借入申込み概要を発表した。
受け付け期間は、新築資金、新築住宅購入資金ともに9月17日から10月28日までの28営業日。融資を受けるには、申込み時点で厚生年金もしくは国民年金に3年以上加入していることが条件となる。なお、年金バリアフリー住宅の場合は、5年以上の加入していなければならない。
融資額は、一般住宅の場合、10年以上加入期間で、厚生年金加入者が800万円、国民年金加入者が410万円が上限となる。融資金利は、35年型で3.04％、25年型で2.87％。なお、融資上限額、融資金利ともに、大型住宅、一般バリアフリー住宅、大型バリアフリー住宅の場合はそれぞれ異なる。
申込窓口は、厚生年金加入者は、勤務先の事業主が年金転貸融資を行なっている場合は事業主へ、行なっていない場合は事業主にかわって転貸融資を行なう公益法人へ申し込む。国民年金加入者が、住宅金融公庫の融資と併せて利用することが融資条件となるため、住宅金融公庫取り扱いの金融機関へ申し込む。
