大和ハウス工業(株)は10日、IT時代における、30歳代を中心とした若い世代をメインターゲットとしたデザイナーズ住宅の新商品「EDDI’s House(エディズハウス)」を10月1日より発売すると発表した。
同商品は、建築家の鈴木エドワード氏をデザイナーに起用し、同氏とのコラボレーションにより商品開発を行なった工業化住宅。白と黒のモノトーンによるシンプルでピュアなボックスシルエット、「インターフェース」を提案する空間デザインプランなど、建築家ならではのデザイン性をもたせつつ、工業化住宅による品質の信頼性・安定性を融合した商品となっている。
販売方法には、主にインターネットと「コンタクトセンター」を活用。顧客の情報とともに、電話や電子メールでのコンタクト履歴を一元管理する「コンタクトセンター」の設置により、設計・工事・経理など専門スタッフとの連携のもと、電話と電子メールを媒体とし、専門Webサイト(http://www.dh-direct.com/)との連携も図りながら、顧客フォローを行なっていく。
また、生産購買部門に新設した専門部署が商品開発から販売・生産・物流・施工までを一貫して行なう販売プロセスの導入により、プラン・使用限定による設計効率アップ、販売エリア限定、着工日の予約などによる生産・施工効率アップが可能となったため、デザイナーズ住宅ながら値頃感ある価格を実現させた。
プランは企画限定の5タイプを用意、販売地域は関東地区(東京都・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・神奈川県)、中部地区(愛知県・岐阜県・三重県)、近畿地区(大阪府・京都府・奈良県・滋賀県・兵庫県・和歌山県)。価格は3.3平方メートル当たり47万円からとし、初年度150棟の販売をめざす。