(株)INAXトステム・ホールディングスは17日、傘下の住宅フランチャイズ(FC)事業会社5社を統括する中間持ち株会社「(株)21世紀住宅研究所」(東京都墨田区、取締役社長:富澤則夫氏、資本金3億円)を26日付けで設立すると発表した。
現在同社傘下には、(株)アイフルホームテクノロジー、ブライトホーム(株)、ワンダーホーム(株)、アメリカンスピリットホーム(株)、ゴーイングホームといった5社の住宅FC事業会社がある。従来、独自の競争戦略を推進してきたこれらの会社の競争力を強化するとともに、市場環境の変化に対応すべく、環境を分析・予想し、住宅FC事業全体の戦略を立案する機能が不可欠との判断から、中間持株会社の設立に至った。
新会社は、(1)住宅FC事業全体の戦略の立案、(2)事業計画および方針の策定と提示、(3)傘下の事業会社の経営監査、(4)グループシナジーの推進などを遂行し、競争と協調という「協争の追求」により、住宅FC事業全体の活性化を図る。
なお、新会社社長に、現アイフルホームテクノロジー社長の富澤則夫氏が就任することをうけ、アイフルホームテクノロジーの代表者異動を併せて発表。26日付けで、富澤氏が取締役会長に就任、福本進氏(旧職・トステム住宅建材本部北海道統轄支店長)が取締役社長に就任する。