不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/10/1

長谷工総研、「首都圏マンション選択率」推計結果を発表

 (株)長谷工総合研究所は1日、国土交通省発表の「住宅着工統計」をもとに、首都圏(1都3県)における「マンション選択率」を推計、その結果を発表した。

 「マンション選択率」とは、持ち家系住宅の純増加数に占める分譲マンションのシェアを指す。同研究所の分析によると、1971年以降の「マンション選択率」の経年変化は、20%台(71~75年平均)から30%台(76~80年平均)、40%台(81~93年平均)と高まり、大量供給が始まった94年以降では50%を上回る。その後も、2000年が51.9%、2001年も推計値で53.7%と、1971年の23.2%と比較すると2倍増となる。
 首都圏における分譲マンションの供給戸数は、1999年以降8万戸台と大量供給が継続。この要因として、新築住宅の購入に際し、戸建て住宅に比べ分譲マンションを選択する割合、つまりマンション選択率が高まっていることが考えられる。今後についても、100平方メートルの大型住宅、SI住宅、24時間換気システム等、このような先取りした商品企画が導入されていくことにより、「マンション選択率」はさらに高まっていくものと、同研究所では推計している。

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