不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社のネットワークにおける首都圏の2002年8月分「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
物件登録数は、中古マンションは1,468件(前年同月比▲16.4%)で21ヵ月連続のマイナス、居住用土地は2,650件(同▲7.9%)で4ヵ月ぶりに増加、新築戸建ては4,721件(同▲4.9%)で4ヵ月連続のマイナス、中古戸建ては1,375件(同▲14.8%)で14ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションは1平方メートルあたり33.11万円(前年同月比▲1.4%)で再びマイナス、1戸あたりでは2,064万円(同0.8%増)で4ヵ月ぶりにプラスとなった。居住用土地は1平方メートルあたり17.44万円(同▲15.1%)で、過去最低を記録。新築戸建てについても、1戸あたり3,806万円(同▲7.7%)で4ヵ月連続の過去最低記録を更新した。中古戸建て住宅も3,315万円(同▲5.4%)と、過去最低であった。
首都圏平均の物件成約数は、中古マンションは520件(前年同月比3.8%増)で3ヵ月ぶりにプラス。新築戸建ては1,175件(同21.1%増)で25ヵ月連続のプラスとなり、中古戸建ても433件(同5.4%増)と4ヵ月ぶりにプラスとなっている。
首都圏平均の成約価格は、中古マンションは1平方メートルあたり31.67万円(前年同月比7.7%増)、1戸あたりでは1,881万円(同5.8%増)で、いずれも2ヵ月連続でのプラスとなった。新築戸建ては1戸あたり3,859万円(同▲5.0%)で20ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては1戸あたり2,699万円(同7.2%増)で11ヵ月ぶりにプラスとなった。