「道具」の本性や、現代の「道具」のあり方が惹起する問題などを研究・調査する「道具学会」では、9月28・29日に第6回道具学会研究フォーラムを実施、第1日目となる28日にシンポジウム「シックハウスを道具学の立場から考える!」を開催する。
シンポジウムでは、「シックハウス状況概括報告」(オプコード研究所代表取締役:野辺公一氏)、「建築家の立場から」(建築設計事務所「O設計室」主宰:大沢匠氏)、「シックハウスとシック道具を女性の視点から考える」(作家・評論家:犬養智子氏)など、午前・午後あわせて合計12名ものパネラーによる基調講演のほか、ディスカッション等も行なわれる予定。
このほか、会場をミュージアム・スペースとして利用。「おしゃべりな道具展」と題し、シックハウスを起こすケミカル建材の実物検証や、戦時下の生活の中で発生した奇妙な代用品・転用品等を集めた展示などがなされる予定となっている。
なお、研究フォーラム第2日めとなる29日には、研究論文発表が開催される。詳細は以下のとおり。
■開 催 日:9月28日(土)・29日(日)
■場 所:東京・虎ノ門「発明会館ホール」
(東京都港区虎ノ門2-9-14 tel 03-3502-5499)
■参 加 費:無料
(ただし、会場整理費として寄付500円)
■プログラム:
28日(土)10:00~17:00
シンポジウム「シックハウスを道具学の立場から考える!」
29日(日)10:00~16:00 研究論文発表