三井不動産(株)は27日、個人を対象に幅広いジャンルにわたる生活情報をメールおよびWebページで提供するメール無料配信サービス「Value@Life(バリューあっとライフ)」を、10月より首都圏でスタートさせると発表した。
同サービスは、従来型のメールマガジンとは異なり、同社グループ各社だけでなくさまざまなジャンルの代表企業が提供する生活情報を、各ユーザーの嗜好条件に合わせて抽出して1つのメールにまとめて配信するというもの。情報カテゴリーは、住まいに関するものから、通信、ショッピング、グルメ、旅行、エンターテイメント、金融、保険等、計39ジャンルとほとんどの生活シーンを網羅しており、グループ以外の提供企業には、全日本空輸(株)、日産自動車(株)、(株)資生堂、(株)オリエンタルランド、東芝EMI(株)など、大手企業計30社が名を連ねる。なお、これだけ数多い提供企業から幅広いジャンルの情報が提供配信されるメール配信サービスは珍しく、業界でも類をみない取り組み。
配信するメール形式は、パソコン向け(テキストメール、HTMLメール)、携帯向けのすべてに対応しており、ユーザーが会員登録時に選択する。パソコン、携帯いずれかのメールアドレスさえ持っていれば会員登録することができ、登録はホームページ上で受け付ける。
ホームページ上には「おすすめ」「最新」「ジャンル別」の各情報一覧機能、キーワード検索機能も備えており、ユーザーはメール配信時以外にも欲しい時に欲しい生活情報を得ることが可能。同社では同サービスを、これまで事業・会社単位で取り組んできた顧客とのコミュニケーションを、グループ全体として総合的に強化・発展させた顧客満足度の高い価値創造のための重要施策として展開していく方針だ。