戸建て感覚の賃貸住宅を供給している(株)絆家コーポレーション(愛知県安城市、杉峯清明代表取締役)は、シックハウス対策建材の開発・販売を行なうアトピッコハウス(株)(横浜市中区)およびゼロホルム建材「H型パネル」を製造・販売するウエキハウス(株)(新潟県柏崎市)と提携し、ゼロホルムアルデヒドの賃貸住宅「絆の家」の建設に着手する。
「絆の家」は、絆家コーポレーションが「人との絆を作り出すための住宅」として企画したもの。また、長期居住するために重要とされる「室内環境」にこだわり、建材には原料・加工段階・現場施工段階の全工程でホルムアルデヒドを一切使用しない「H型パネル」を利用することで、賃貸住宅では極めて珍しい「ゼロホルムアルデヒド」住宅を実現する。また、同賃貸住宅は木造軸組構造(在来工法)に「H型パネル」を組み込む新工法で建設、施工時の手間や職人技術を極力少なくするため、建材加工や建て方にも工夫し、工期短縮も可能とした。なお、アトピッコハウスは「H型パネル」の原材料となる素材開発を行なっている。
第1号物件は現在計画中で、千葉県内において今秋着工、来春完成の予定となっている。