積水ハウス(株)は22日、首都圏向けに3階建て賃貸併用住宅「BEREO(ベレオ)」を11月1日より販売開始すると発表。
同商品は、都市部の土地所有者をターゲットとし、自宅を建て換えて賃貸併用住宅にすることで、所有地に住みながら安定収益を得ることを目的に開発された。
基本性能は同社の3階戸建て住宅「ビエナ」をベースとし、外観は耐久性・耐火性に優れていながらバリエーション豊かなオリジナル外壁材「シェルテック・コンクリート」を採用するなど、個性的なデザイン・質感・色調にすることで、賃貸入居者への多様なニーズに対応する。
なお、同商品ではオーナー居室を基本的に3階に設定し、広めの居住スペースを確保することで、賃貸併用住宅にありがちな「所有者スペースが狭い」等の不満を解消。また、都市部では確保が難しいグリーンスペースの代替として「スカイヤード」(屋上庭園)を設けるほか、防犯性の高い「集合玄関電気錠システム」や「玄関ドア」を積極採用することで、賃貸住宅としての付加価値を向上させる。また、床・天井・壁を断熱材で包むとともに、断熱効果の高い「遮熱断熱ペアガラス」と「エアタイト断熱アルミサッシ」等を採用し、新省エネ3地域基準を標準仕様でクリアしている。
同社では「ペット共生」「収納充実」「ユニバーサルデザイン」など7プランを用意し、毎月30棟の受注をめざす。