(株)リクルートコスモスは28日、同社の分譲戸建住宅の品質基準を開示・解説した小冊子『クオリティバイブル・戸建住宅版』を作成、「コスモアベニュー溝の口北」(神奈川県川崎市高津区、総販売棟数23棟)、「清瀬戸建プロジェクト」(東京都清瀬市、総販売戸数2戸)の2プロジェクトを始めとし、11月以降にモデルハウスをオープンする首都圏全物件において来場者に配布すると発表した。
同社では、これまで79,000戸を超える住宅供給の経験やノウハウをまとめた「標準仕様書」の中で、分譲戸建住宅については、500以上(2002年8月現在)の品質・性能確認項目を設けている。同小冊子は「標準仕様書」をベースに、顧客に同社の住まいへのこだわりを理解してもらい、より確かな住まい選びに役立ててもらうことを目的に作成したもので、2001年10月に発行したマンション向け『クオリティバイブル』に続き第2弾となるもの。
「住宅性能表示制度」に定められた「評価方法基準」に基づき、同社標準仕様について自己評価を行なった結果の等級・数値などを表示しており、「構造の安定について」「劣化の軽減について」など性能表示項目である6項目に、「施工管理・アフターサービスについて」の項目を加えた7項目で構成されたものとなっている。