不動産ニュース / 調査・統計データ

2002/10/30

アットホーム、9月の売物件市場動向(首都圏)を発表

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)30日、同社のネットワークにおける首都圏の2002年9月分「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると物件登録数は、中古マンションは1,939件(前年同月比▲8.8%)で22ヵ月連続のマイナス、居住用土地は3,339件(同▲15.3%)で2ヵ月連続のマイナス、新築戸建ては5,768件(同▲6.2%)で5ヵ月連続のマイナス、中古戸建ては1,774件(同▲17.8%)で15ヵ月連続のマイナスとなった。
 首都圏平均の登録価格は、中古マンションは1平方メートルあたり33.45万円(前年同月比0.4%上昇)で再び増加に転じ、また1戸あたりでも2,064万円(同▲0.3%上昇)と2ヵ月連続のプラスとなった。居住用土地は1平方メートルあたり20.31万円で、前月同月比の変動はなし。新築戸建ては1戸あたり3,805万円(同▲7.7%)で、5ヵ月連続で過去最低記録を更新した。一方で、中古戸建て住宅は3,508万円(同3.2%上昇)となり、5ヵ月ぶりにプラスを示す結果となった。
 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションは671件(前年同月比▲6.5%)で再びマイナスを示した。しかし、1,000万円未満の物件の成約数は、前年同月比で19.2%増加、4ヵ月連続増と好調に推移しており、成約全体に占める割合をみても22.5%と過去最高を記録した。新築戸建ては1,356件(同8.9%増)で26ヵ月連続のプラス、一方、中古戸建ては505件(同▲3.3%)で再びマイナスに転じた。
 首都圏平均の成約価格は、中古マンションは1平方メートルあたり31.02万円(前年同月比3.3%上昇)、1戸あたりでは1,858万円(同2.2%上昇)で、いずれも3ヵ月連続の上昇となった。新築戸建ては1戸あたり3,849万円(同▲5.7%)で21ヵ月連続のマイナス。中古戸建ては1戸あたり2,868万円(同▲1.0%)で再びマイナスとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆