東急ホーム(株)は30日、都心部の狭小敷地に対応する3階建て企画型商品「ミルクリーク・グランド 3 ベーシック」を11月から発売すると発表した。
同商品は、2000年4月に発売された輸入住宅嗜好の1次取得者向け商品「ミルクリーク・AP ベーシック」の3階建て商品。輸入住宅の持つデザイン性や性能面を追及し、都心部特有の狭小敷地の容積率を有効に活用できる“3階建てプラスα”の住宅を提案した企画型商品となっている。
特徴となる狭小敷地対策として、高さ制限については、屋根勾配・折れ屋根により対応。部分的木製骨組構造採用によるカーポート設置、ルーフバルコニーや鋼製地下室の設置などのほか、準防火仕様を基本グレードとし、準防火用3層ガラスサッシを採用した。価格面では企画プランをベースとしたシンプルな構造および、輸入住宅テイストに必須の仕様・部材に絞り込んだ「Basic仕様」によりコストダウンを実現。業務の効率化などもあわせ、同社従来商品と比較して2割近く値ごろ感ある価格設定となっている。
企画プランは延床面積89~185平方メートルの50プラン、販売価格は1,590~2,670万円(1坪あたり47~59万円)とし、年間100棟の販売をめざす。