不動産ニュース / ハウジング

2002/11/6

エス・バイ・エル、新工法「HYT構法」を開発

「小堀の住まい」エントランス部分(上)とリビングの様子(下)
「小堀の住まい」エントランス部分(上)とリビングの様子(下)

 エス・バイ・エル(株)は、新・木質接着パネルと在来軸組工法を融合させた新工法「HYT構法(ヒット構法)」を開発し、高級注文住宅「小堀の住まい」シリーズとして1日より発売を開始したと発表。

 「HYT構法(ヒット構法)」とは、2000年6月の建築基準法改正により、木質パネル工法がオープン工法に移行したのを受け、同社が2002年8月に業界で初めて、在来軸組工法の耐力壁として令46条認定を取得した在来軸組工法と木質パネル工法を融合した工法のこと。工場生産の高品質性能を維持しながら、より強固かつ高い自由度が特徴で、これまで以上にデザイン・設計力を生かすことが可能となった。
 同社は同工法を利用し、今後は邸別設計・邸別生産体制(完全自由設計による住まいづくり)を推進、特に高級分譲住宅分野での個性的な住まいづくりを追求していく方針を明らかにしている。その一環として、高級注文住宅ブランド「小堀ブランド」を復活させ、「小堀の住まい」シリーズとして1日より発売を開始。同社では、早期にブランドイメージの構築と高級注文住宅市場でのポジションの確立を実現させたいとしている。販売にあたっても、従来の営業担当者がプロトタイプを販売するという手法は取らず、東部、中部、近畿の各エリアに設計スタッフや工務・工事担当で組織する「小堀の住まい設計工房」を創設し、設計スタッフを軸に販売を行なっていく。
 同商品の価格は3.3平方メートルあたり55万円台からで、北海道、沖縄を除く全国で販売する。販売目標棟数は2002年度下期40棟、2003年度は年間100棟の販売をめざす。

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