(株)長谷工コーポレーションは7日、今年5月28日に発表した「2003年3月期決算」中間期の連結業績予想を修正した。
これによると、当期単体での中間期業績予想は、売上高1,537億円(前回発表予想1,410億円)、経常利益41億円(同35億円)、当期純利益5億円(同5億円)に修正した。当期連結での中間期業績予想は、売上高1,970億円(前回発表予想1,850億円)、経常利益33億万円(同20億円)、当期純利益21億円(同10億円)に修正した。
上方修正の理由として同社は、単体については主に完成工事高の増加と完成工事利益率の改善により、売上高、経常利益ともに大幅に増加すると見込んだため。前回発表時と同額となった純利益については、貸倒引当金の積増等関係会社関連の損失、投資有価証券の減損処理など計32億円の特別損失を計上したためとしている。また、連結については、連結子会社の不動産売上利益のさらなる増加、賃貸管理利益の増加が見込まれることから、売上高、経常利益、純利益ともに上方修正するに至ったとしている。