国土交通省総合政策局は8日、2002年9月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
これによると建設工事受注高は6兆707億円で、対前年同月比▲7.0%となった。そのうち元請受注高は4兆3,779億円(前年同期比▲4.2%)で、下請受注高は1兆6,928億円(同▲13.4%)であった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は2兆221億円(同▲2.9%)、民間等からの受注高は2兆3,559億円(同▲5.3%)であった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、前年同月比▲6.2%の1兆9,345億円。うち国の機関からは4,784億円(同▲19.8%)、地方の機関からは1兆4,561億円(同▲0.7%)であった。
民間等からの受注工事のうち、土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は3,210億円(同2.7%増)で、前年同月比で8ヵ月振りの増加。建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は7,048億円(同4.7%増)と、同4ヵ月振りの増加となった。
なお、この統計調査報告の概要は、国土交通省ホームページ(http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html)からも閲覧可能。