リフォーム産業の業界団体として1983年の設立以来活動を続けてきた日本増改築産業協議会は、設立20年を期に解散。11月12日をもって有限責任中間法人日本増改築産業協会(略称:ジェルコ)に全面移行し、同日、日本増改築産業協議会第20期通常総会およびジェルコの第2期定時総会が開催された。
これまで任意団体として活動してきた日本増改築産業協議会は、規模の拡大に伴う社会的役割、責任を考慮し、中間法人への移行を決議、今年4月施行の中間法人法に基づき法務局に登記した。
これまでの体制、会員、事務局および資産(基金)、設立趣旨や目的などを継続しながら、法人として(1)会員のメリットの追及、(2)ユーザーの「安心、安全リフォーム」の実現、(3)より良い業界環境作りを推進していく。
谷口政弘会長は、記者発表の席で「20年というと人間でいえばちょうど成人式を迎える時期。これからは一人前の社会人として業界の発展に力を入れていきたい」と、新しいスタートへの意気込みを語った。