不動産ニュース / ハウジング

2002/11/15

ユニバーサルホーム、「2003年3月期中間決算」発表

 (株)ユニバーサルホームは14日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表。それに伴い15日に、決算内容および今後の企業戦略に関する説明会を行なった。

 当期単体業績の売上高は7億4,700万円(前年同期比▲44.7%)、経常利益▲100万円、中間純利益は▲800万円となった。なお、今期は営業利益の計上はなし。
 当期連結業績(対象1社)の売上高は7億4,700万円(同▲50.0%)、営業利益▲400万円、経常利益▲400万円、中間純利益は▲1,200万円となった。
 なお、当期期末加盟店数は180店(前年同期比▲29.4%)、契約棟数は1,519棟(同▲34.2%)、上棟棟数は1,206棟(▲24.6%)。
 当期業績について同社は、前年同期を大きく下回る結果となったものの、売上げおよび売上げ総利益等は期初予想を若干上回り、ほぼ期初予想通りの決算内容となったとしている。
 当期は、2001年度期末に投入した「熱強の家」が全体の64.7%を占め、主力商品に成長。同商品の特徴である地熱を生かした天然床冷暖房を体感できるモデルハウスの棟数も、9月末時点で59店舗にのぼり、現在全国の同社モデルハウスの3割強を占めている。また、同商品の好調を受け、1店舗あたりの生産性も前年同期を8%程度向上。「『熱』という文字が商品名につくことで、夏場は敬遠されがちな傾向もあるが、逆に考えれば秋冬期に強い商品と言え、『熱強の家』の特徴を最も訴求できる季節が到来した」(大山専務)と、今後も販促ツールの制作を強化するなど、引き続き主力商品として注力していく姿勢を明確にした。
 また、すでに上期中に新商品2商品を発売、下期にもさらに2商品の投入を予定している。今期より、高齢者や都市部の狭小部などを新たなターゲットと位置づけ、明確なコンセプトを持つ商品の開発を推進。これまでの若中年層に加え、新たなターゲット層の拡大をめざす考えだ。
 通期の見通しについては、「熱強の家」をメインに位置づけたCM展開、ホームページの全面リニューアルなどによりブランドイメージの向上を図り、売上高16億9,700万円(期初予想比101%)、営業利益1億1,900万円(同112%)、経常利益1億1,800万円(同112%)を見込んでいる。また、中期計画として2009年までに加盟店数350店舗、上棟10,000棟体制をめざす方針を明らかにした。

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