不動産ニュース / 開発・分譲

2002/11/20

ニチモ、「2002年9月期決算短信」発表

 ニチモ(株)は19日、「2002年9月期決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績での売上高は624億6,200万円(前年同期比24.1%増)、営業利益は32億7,500万円(同29.2%増)、経常利益は22億5,100万円(同731.1%増)、当期純利益は▲4億2,300万円となった。
 当期連結業績(対象14社)での売上高は660億7,000万円(前年同期比21.7%増)、営業利益は33億1,500万円(同17.8%増)、経常利益は15億3,200万円、当期純利益は▲9億8,000万円となった。
 当期の業績について同社では、不動産分譲事業において、イデアデザイン(ユニバーサルデザインに基づいた商品企画基準)を採用した「ルイシャトレ」シリーズなどの顧客ニーズを重視した商品企画に注力した結果、増収増益を示した。不動産賃貸事業では、収支改善を図ったものの賃料水準が弱含みに推移したこと、また保有物件の一部売却したこともあり、減収増益となった。請負工事事業では、建物管理事業との連携による提案事業等を積極的に展開したが、ゼネコンのリフォーム市場への参入などによる競争激化により増収減益となった。一方、建物管理事業については、管理物件数は増加したものの、人員増強等を図ったことが影響し8,300万円の営業損失を計上することになった。
 今後は、顧客重視の商品開発等をより徹底し、経費削減、収益力の強化および財務体質の改善を図っていく方針。次期については、売上高710億円、経常利益28億円、当期純利益1億5,000万円を見込む。

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