(株)東急コミュニティーは18日、「第12回 技術研究発表全国大会」を開催した。
1991年以降、毎年恒例となっている同催しは、マンション・ビル管理業務における技術力の強化と向上を目的に、同社技術系社員が、オーナーや管理組合への改善提案など、日常業務の中での創意工夫や新たなアイディア、研究事例などを発表するもの。12回目となる今回のテーマは『エネルギー・品質・サービス/開発・提案』で、応募のあった30作品の中から選抜された11作品が、65名の審査員および約110名の見学者の前で発表を行なった。その結果、金賞には管理員の不在時の通話システム『「はい、管理員です」インフォメーションシステムの創作』を提案したライフサービス事業部田園都市支店が選ばれ、銀賞、銅賞、アイディア賞など計6作品が入賞した。
また、マンションの建て替えや省エネルギー診断の取り組みといった、同社が急務とする課題について担当部署が発表する「特別報告会」も同時開催された。