l??ハウス工業(株)は20日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は5,109億9,900万円(前年同期比▲3.6%)、営業利益は129億6,100万円(同▲27.9%)、経常利益は115億6,700万円(同▲32.0%)、当期純利益は17億6,400万円(同▲64.3%)となった。
当期連結業績(対象38社)の売上高は5,761億6,600万円(前年同期比▲1.2%)、営業利益は188億4,000万円(同▲12.8%)、経常利益は172億3,200万円(同▲15.8%)、 当期純利益は53億1,100万円(同▲17.4%)となった。
セグメント別では、観光事業、ホームセンター事業、その他事業において、それぞれの売上高が前年同期比7.1%増、同10.9%増、同5.7%と増収。特にその他部門においては、建築部材製造販売部門で高付加価値商品の開発、物流事業部門で物流効率の改善と取引先拡大に注力するなど、積極的な事業拡大に努めた結果、営業利益ベースで前年同期比13.5%増を計上した。しかしながら、主に原価率の上昇により経常利益が前年同期比マイナス、純利益も関係会社整理損等を計上したため同じくマイナスとなり、全体では減収減益となった。
なお通期については、土地販売の推進と有利子負債の圧縮など財務体質の健全化、企業体質の強化に努めていく方針で、売上高11,500億円、経常利益450億円、当期純利益73億円を見込んでいる。