不動産ニュース / 開発・分譲

2002/11/22

大東建託、「2003年3月期中間決算」発表

 大東建託(株)は21日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。

 当期単体業績の売上高は1,479億400万円(前年同期比20.4%増)、営業利益は158億1,800万円(同33.4%増)、経常利益は164億8,000万円(同31.3%増)、当期純利益は93億2,500万円(同33.3%増)となった。
 当期連結業績(対象20社)の売上高は1,604億7,600万円(前年同期比19.5%増)、営業利益は165億3,600万円(同29.3%増)、経常利益は171億6,900万円(27.2%増)、当期純利益は95億8,300万円(同30.1%増)となった。
 当期は、主力となる建設事業において、単価向上および営業スタッフの増強などにより、売上総利益で前年同期比22.2%増の378億4,600万円を計上。不動産事業においても、子会社ハウスコムとの連携を強化するなどによる不動産業者ネットワークの充実を図り、入居者斡旋件数41,937件(前年同期比15.8%増)、売上高322億7,700万円(同13.9%増)を計上した。なお、その他事業においては、営業収益78億5,000万円(同▲21.5%)となったが、これは資材調達機能を大東トレーディング(株)に集約し、今期より実績を建設事業へ振り替えたことによるもの。
 通期については、10月より作成を開始した、施主向けの「竣工報告書」により品質保証体制の充実を通じた顧客満足度の向上に努めていくとしており、また2003年3月に最終期完成を迎える中国の「上海ガーデンプラザ」入居者募集活動を推進。同じく03年3月にJR品川駅東口に竣工予定の賃貸オフィスビル「品川イーストワンタワー」のテナント誘致に努めるとともに、その他事業におけるデイサービス運営をはじめとする老人介護事業、配置薬事業などの周辺事業の育成を図っていく方針。
 これにより通期連結業績は、期初予定を上方修正し、売上高3,680億円(前期比10.8%増)、営業利益421億円(同0.7%増)、経常利益430億円(同1.3%増)、当期純利益242億円(同3.0%増)と、売上高・営業利益・純利益で過去最高を記録、4期連続の増収増益となる見込みとしている。

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