住友建設(株)は22日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は996億1,300万円(前年同期比▲9.6%)、営業利益は26億200万円(同109.7%増)、経常利益は▲4億6,000万円、当期純利益は142億1,900万円となった。
当期連結業績(対象21社)の売上高は1,159億2,500万円(前年同期比▲10.2%)、営業利益は29億5,400万円(同165.0%増)、経常利益は▲14億3,000万円、当期純利益は131億700万円となった。
同社は、2003年4月の三井建設(株)との合併に向け、当期は今年5月に発表した新経営改善計画に基づき、業務効率化やコスト削減等を推進した。その結果、収益面では、営業利益は前年同期より倍増、経常損失も改善を示している。なお、株価下落等により特別損失が発生したが、主力金融機関からの300億円の債務免除を受けたことで、中間純利益は131億円を計上した。
通期連結の業績予想については、売上高2,860億円、経常利益51億円、当期純利益152億円を見込んでいる。