三井建設(株)は22日、「2003年3月期中間決算短信(単体・連結)」を発表した。
当期単体業績の売上高は1,648億2,300万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は3億6,900万円(同▲88.4%)、経常利益は▲28億9,300万円、当期純利益は▲38億6,900万円となった。
当期連結業績(対象17社)の売上高は1,693億3,100万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は6億3,000万円(同▲82.4%)、経常利益は▲29億2,000万円、当期純利益は▲40億5,600万円となった。
当期業績について同社では、本業の利益確保に注力した結果、建設事業部門で増益。しかし、開発事業では、分譲用宅地販売の伸びの鈍化、商業地への店舗進出も回復が見られず、住宅地、商業地ともに地価が下落を続けた影響から、営業損失10億円を計上することになったとしている。
通期連結の業績については、売上高3,880億円、経常利益は93億円。当期純利益は計上なしと見込んでいる。また、2003年4月1日には(株)住友建設と合併することから、三井住友建設(株)として高収益体質を備えた企業をめざす方針。