(株)不動産経済研究所は12日、首都圏および近畿圏の「2002年11月度マンション市場動向」を発表した。
これによると、首都圏における新規発売戸数は7,801戸(対前年同月比▲0.4%、対前月比▲12.4%)、契約戸数は5,765戸、契約率は73.9%(同2.1ポイント増、同▲2.2ポイント)で、一戸当たりの平均価格は3,917万円、分譲単価は1平方メートル当たり51.3万円であった。翌月繰越販売在庫数は10,778戸で、前月末に比べ485戸の増加となった。なお、2002年12月の発売戸数は7,500戸前後となる見込み。
近畿圏における新規発売戸数は3,320戸(対前年同月比▲19.7%、対前月比▲9.9%)、契約戸数は2,384戸、契約率は71.8%(同▲1.7ポイント、同5.6ポイント増)で、一戸当たりの平均価格は3,133万円、分譲単価は1平方メートル当たり41.6万円であった。継続販売在庫数は7,315戸で、前月末に比べて84戸の増加となった。なお、2002年12月の発売戸数は1,300戸程度となる見込み。