東京ミレナリオ実行委員会(特別名誉顧問:東京都知事・石原慎太郎氏、会長:東京商工会議所専務理事・植松敏氏)は、2002年12月24日より2003年1月1日まで、東京都千代田区丸の内仲通りにて2002年度「東京ミレナリオ」を開催する。これに伴い24日、アートディレクターのヴァレリオ・フェスティ氏、作品プロデューサーの今岡寛和氏らによる記者会見および、点灯式テープカットセレモニーが行なわれた。
「東京ミレナリオ」は、東京の新しい祝祭として、1999年から始められた毎年恒例のイベント。
4回目にあたる今回は、「光の先へ」をテーマに、使用電球の数は約14万個、全体の長さは前回に比べ20メートル以上拡充され約400メートルと、過去最大の規模で開催される。また入場者数も、9月に誕生した新しい「丸ビル」との相乗効果が期待されることから、300万人を見込んでおり、前回の250万人から大幅に増えることが予想されている。
なお、来年2003年は、江戸開府400年という東京にとって記念すべき年。「東京ミレナリオ」は「江戸開府400年」のオープニングを飾り、新しい東京の門出を祝う祭りとしての役割も担うとともに、今後も丸の内エリアを中心とした周辺地域の経済的な波及効果や、観光振興・地域の振興への貢献が期待されている。