都市基盤整備公団は、2002年度第3四半期における、土地有効利用事業としての土地取得状況、土地譲渡状況等について発表した。
当期中に取得した土地の契約状況は、5地区7物件、総面積0.2ヘクタールで用地費用は約10.6億円。譲渡の契約状況は、9地区9物件、総面積1.2ヘクタールで譲渡収入は約133.1億円であった。取得した7物件はいずれも追加取得地であり、そのうち6物件は低未利用地の商業地で、周辺との一体化・共同化により敷地整序を行なっていく方針。残りの1件については工業用地で公共施設の整備と大規模土地利用転換による複合開発をめざすとしている。
なお、1998年7月1日の事業開始以来、取得した土地の合計は112地区246件、総面積113.8ヘクタール、用地費約3,265億円。譲渡契約を締結した地区は、30地区30件、約4.7ヘクタールで譲渡収入485億円となった。