(株)長谷工コーポレーションは17日、2000年11月から行なっている既築マンションへのブロードバンド環境構築事業において、これまでに251棟、4万6,579戸で導入および導入を決定していることを発表した。
同社では、無料で事前技術調査を行ない、設備条件や利用者のニーズなどを踏まえたインターネット接続システムをマンション管理組合に提案している。なお、無料技術調査は、すでに868棟、約15万戸に実施済みで、現在未導入の物件についても、各マンション管理組合の決議を経て順次導入される予定という。
サービスの特徴は、管理組合の導入費負担はない、定額で24時間使い放題、自由加入方式の3点で、(株)エヌ・ティ・ティ・エムイーをはじめ、(株)キンデン、(株)トランザスといった通信サービス各社と業務提携をしているため、ほぼすべての既築マンションに対応できる接続方式を用意。同社では、今後も提携企業を増やし提案力強化を図るとともに、これまで総戸数100戸以上のマンションを中心に行なってきた提案活動を、今後は50戸程度の中規模建物にも広げていく考え。