東京建物(株)は、(株)日立製作所、(株)つなぐネットコミュニケーションズと協力して開始したマンション入居者向けIT総合サービス「T-SMAT(ティースマート)」を初めて導入したデザインマンション「T-STYLIA(ティースタイリア)」(横浜市港北区、総戸数55戸)のモデルルームを18日にオープンする。
地上10階建ての同物件は、東急東横線「綱島」駅徒歩1分という立地に現在建設中の小世帯向けデザインマンション。100色のペイントカラーの中から、居室の壁色を入居者が自由に選ぶことができるほか、廊下・洗面室の床材には400角の大盤のタイルを敷きつめ、落ち着きと上質感を演出した。また、機能面では引き戸仕様の建て具やスライディングウォール、オリジナル移動式家具が入居者のライフスタイルにあわせた自由な空間利用を可能にしている。
さらに、「T-SMAT」の採用により、マンション入居者はICカードによる個人認証を伴ったセキュリティーサービスを受けることが可能。携帯電話等のモバイル機器を用いて外出先から住戸玄関の施錠状態の確認や施錠などを行なうこともでき、内廊下採用による外部からの侵入の制限や、ダブルロックディンプルキー採用によるピッキング対策など、セキュリティ対策にも万全を期している。
第1期販売(20戸)の予定最多価格帯は2,900万円台および3,900万円台、3月8日より登録受付を開始する。竣工、入居はともに2003年12月下旬の予定。