不動産ニュース / 開発・分譲

2003/1/21

野村不、オーダーメイドの不動産投資商品を開発

 野村不動産(株)は21日、事業主と投資家の要望をマッチングさせ、物件に反映させたオーダーメイドの不動産投資商品を開発し、今後事業化を進めていくことを発表した。

 同社は、これまで法人営業部を中心に「野村のペアシステム」の名称でコンサルティング型営業を展開してきた。しかし、法人および投資家のニーズが多様化する昨今は、エリアや物件の特性、用途など細かく要望してくるケースが増加。そこで、こうしたニーズを事前に取り込んだオーダーメイドの不動産投資商品を開発し、定期借家契約などの手法を用いて事業化を促進していく方針を決定。
 早速、投資用不動産としてJR「恵比寿駅」徒歩3分の好立地で、都心型レストランコンプレックス「レ・シュウ恵比寿(仮称)」の開発に着手する。
 「レ・シュウ恵比寿(仮称)」では、原則10年を解約不可期間とした定期借家契約方式を採用。これにより、安定的な固定賃料に加え、売上げの増減に対応する歩合賃料の収益も期待できる見込み。
 同プロジェクトは、30歳代をメインターゲットにした大人が楽しめる食を中心とした「都心型レストランコンプレックス」で、地下1階地上7階延べ床面積846坪、ワンフロア55~100坪の大型店8店舗で構成する計画。2004年の竣工を予定している。
 なお同社は、次の投資商品として、東京都中央区でデザイナーズ賃貸マンションの開発を計画していることも明らかにした。

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