不動産ニュース / 開発・分譲

2003/1/30

長谷工コーポ、汚染土壌対策ビジネスに本格進出

 (株)長谷工コーポレーションは30日、マンション事業予定地を中心とした汚染土壌コンサルタント業務および修復工事を行なう組織として、2月1日付けで環境開発部(部長以下30名、すべて技術スタッフ)を新設し、環境ビジネス分野として汚染土壌対策ビジネスに本格進出すると発表した。

 同社では、事業の大きな柱であるマンション事業において、予想される汚染土壌対策の重要度やニーズの高まりに対応し、同社が情報収集した土地を中心に、これまでの実績を生かした汚染土壌の調査・修復に関わるコンサルト業務・施工を実施していく方針。また、汚染土壌対策の専門技術を有する企業との業務提携を行なうとともに新しい技術開発にも積極的に取り組んでいく。
 さらに、建物の劣化・耐震性能調査・診断などのコンサルタント業務ならびに建物における環境(騒音・振動・風・臭気など)の調査・診断などのコンサルタント業務についても強化。マンションに関わる環境関連ビジネスをトータルに行ない、マンション事業の競争力をさらに高めていくとしている。
 なお同社は、2002年4月よりスタートした中期3カ年計画「NUBI<ナビ>21」において都市型新産業を標榜しているが、汚染土壌対策ビジネスはその一環として、2003年3月期に売上高約6億円、2005年3月期には売上高約20億円をめざす方針。

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